オゾンマイクロナノバブル洗浄殺菌

より、安心・安全をお届けするために協議会が行う岩牡蠣の洗浄殺菌方法です。

1.捕獲した岩牡蠣を洗浄用の水槽に

入れすぎないよう、良い加減も重要。

岩牡蠣をカゴに入れ、海水を循環させた水槽に入れます。

この時の水温は10℃以下。岩牡蠣が最も心地よくいられる温度帯です。

2.オゾン発生装置で水中にオゾン注入

オゾン発生装置

鶴岡工業高等専門学校との共同開発で実現した、オゾンマイクロナノバブル洗浄殺菌装置を使用。

水槽に海水を引き込む際、精細な特殊ノズル(特許取得)を使い超微細気泡を発生させています。
★この微細気泡が弾ける際に発生するプラズマも、大腸菌除去の働きがあります★

3.小さな小さな泡(バブル)で砂などを吐き出させる

静かなバブルは、心地よいゆりかご♪

20時間以上この水槽に入れておくことで、体内を洗浄していきます。
岩牡蠣は1日に300〜400Lの海水を給排水しているため、海を食べるようなもの!
きれいな水であればある程、美味しい。

4.リラックス状態の岩牡蠣を確認

うっすらと開いている。

翌日。
よく見ると、岩牡蠣の貝が開いています。これはリラックスしている証拠!(警戒すると貝を閉じるのです)

ゆらゆら、心地よい水槽の中で岩牡蠣が体内を浄化(デトックス)したことがわかります。

5.検品・箱詰めして出荷

ガサガサ詰め込んではNG

触るとすぐに警戒するので、水槽から出した時にはすっかり殻を閉じています。

1つずつ、箱に並べて出荷します。

1日でこんなに…。スゴイ!!

岩牡蠣を取り出した水槽の底には、岩牡蠣が吐き出した砂等が沈殿しています。

この分だけ、岩牡蠣が綺麗になっているのですね★

遊佐鳥海天然岩かき」とは

遊佐町海域(日光川河口から秋田県境まで)で捕獲し、
オゾンマイクロナノバブル洗浄殺菌処理をした岩牡蠣のみに付けられる商標。
安心・安全!の印です。

協議会が実施する「自主検査」とは

月に1回、漁協が実施する検査=海水 *この検査に合格しないと出荷できない
協議会が実施する検査=岩牡蠣(本体)
より安心を担保するための検査を実施しています